不動産知識大全 業者が言わない数字まで、検算して解説する。
計算ツール

手出しシミュレータ

家賃収入だけでは足りず、毎月あなたの財布から出る金額を計算します。返済期間の合計額まで出るため、「月々わずか」がいくらになるのかが分かります。

条件を入れる

物件と借入
万円
万円
%
入ってくるお金
%
出ていくお金
%

毎月の手出し

-

条件を入れると、その場で計算されます。

年間の手出し

-

返済期間の合計

-

毎月の内訳

    表面利回り

    -%

    年間家賃 ÷ 物件価格

    実質利回り

    -%

    経費を引いた後 ÷ 物件価格

    入力した数字は送信されません。すべてこの画面の中だけで計算しています。

    この計算機が出している数字

    毎月の手出しは、次の引き算です。

    手出しの計算

    手出し = (ローン返済 + 管理費 + 管理手数料 + 税 + 保険) − 実際に入る家賃

    ローン返済
    元利均等返済の毎月の額。借入額・金利・期間から求めます
    管理費
    管理費と修繕積立金の合計(区分所有の場合)
    管理手数料
    賃貸管理を委託する場合の手数料。実際に集まった家賃に対してかかります
    固定資産税・都市計画税を12で割った額
    実際に入る家賃
    満室時の家賃から、空室のぶんを引いた額

    販売資料で「月々わずか◯円」と書かれる数字は、この引き算の結果です。

    ローン返済額そのものは、次の式で求めています。

    毎月の返済額 = 借入額 × r ÷ { 1 − (1 + r)^−n }

    r
    年利 ÷ 12(月利)
    n
    返済回数(返済年数 × 12)

    元利均等返済の標準的な式です。金利が0のときは、借入額を回数で割った額になります。

    「月々わずか」を、35年ぶんに直してみる

    販売資料では、手出しは月額で示されます。月1万円と言われれば、大きな額には聞こえません。

    月々の手出しを、返済期間の合計に直すと

    月5,000円

    210万円

    35年間の合計

    月10,000円

    420万円

    35年間の合計

    月20,000円

    840万円

    35年間の合計

    月30,000円

    1,260万円

    35年間の合計

    いずれも単純に「月額 × 12 × 35年」で計算した額です。家賃の下落や修繕費は含んでいません。

    月額で見るか総額で見るかで、同じ数字の印象は変わります。どちらも同じ金額です。 判断するときは、両方を見たほうが確かです。

    入力する数字の集め方

    販売資料をそのまま入れない

    住宅ローンの実際の利用状況については、住宅金融支援機構のフラット35利用者調査[1]が参考になります。借入額や返済負担率の分布が公表されています(投資用ローンとは条件が異なる点にご注意ください)。

    よくある質問

    手出しがあると、その物件は買ってはいけないのですか?
    そうとは限りません。手出しがあっても、売却時の価格が残債を十分に上回れば、通算では利益が出ることがあります。問題になるのは、手出しの総額を把握しないまま契約する場合です。この計算機は、その総額を先に見るためのものです。
    購入時の諸費用は含まれていますか?
    含まれていません。登記費用、仲介手数料、不動産取得税、印紙税などは購入時に一度かかるもので、毎月の収支とは性質が違うためです。中古物件では物件価格の6〜9%程度が目安とされますが、条件により幅があります。
    税金の還付は反映されますか?
    反映していません。減価償却などにより不動産所得が赤字になった場合、給与所得と損益通算できることがありますが、金額は個人の所得や物件の構造・築年数によって大きく変わります。一律の前提を置くとかえって誤解を招くため、含めていません。
    空室率は何%にすればよいですか?
    一律の正解はありません。同じ地域・同じ間取りの募集状況を見て、年間で何か月空くかを想定するのが実際的です。年に1か月空くなら約8%です。販売資料が満室想定(0%)で作られている場合、そこを自分で埋め直すことに意味があります。

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